パンプキンパイ
北米のパンプキンパイは、カボチャ(主にパイ・パンプキン、チーズ・パンプキン、バターナット・スクァッシュなどという品種が用いられる)をベースにしたオレンジ色から茶色のカスタードを一重のパイ生地皮に注ぎ、焼いたもので、アップルパイなど他のフルーツのパイとは異なり表面をパイ生地で覆うことはあまりない。昔はハロウィンを過ぎたジャック・オー・ランタンをパイにすることもあったが、現在ジャック・オー・ランタン用に栽培されているカボチャは食用というよりもむしろ観賞用に品種改良されているため、これを用いると舌触りの粗い味気ないパイが出来上がってしまう。味付けにはパンプキンパイ用スパイス(ナツメグ、シナモン、クローブ、そして生姜をブレンドしたもの)が使われ、スパイスが多いほど茶色くなる。伝統的にホイップクリームが添えられるが、カナダの一部では一般的にメープルシロップが代わりに添えられる。アメリカ合衆国ではこのパイは缶詰のカボチャ・ピューレか、やはり缶詰のパンプキンパイ・フィリング(既にスパイスが入っているもの)から作られる事が多いが、他の国では生カボチャを使って原材料から作られることが一般的である。
update:2009年09月04日
